二宮和也、吉永小百合からの「初体験」にドキドキ!

2017年10月10日二宮和也、吉永小百合からの「初体験」にドキドキ! はコメントを受け付けていません。

すべての写真を見る(7件)吉永小百合と二宮和也が親子役で初共演した山田洋次監督の最新作『母と暮せば』(12月12日公開)。8月12日、本作のクランクアップ記者会見が行われ、吉永と二宮に加え、共演の黒木華、浅野忠信、そして山田監督が登壇した。
長崎を舞台に、原爆で一瞬にして人生を失った息子とその母親を描く本作。二宮は「今回、原爆や戦争に対して勉強する機会を与えてもらった。僕自身がどう思うか、どう考えるか。役を通して、それを映画に置いてきた。みなさんに感じてほしいと思います」と挨拶。山田監督は「これが僕の作りたい映画なんだと感じた。今年公開すれば終戦70年と重なる。これは運命のようなもの。これまでたくさん映画を作りましたが、今作が一番大事な映画になるのでは」と熱を込めて語った。
これまでにも山田監督とタッグを組んだことがある吉永も、その熱意を感じ取ったという。「今回が一番監督の情熱を感じました。鬼気迫る、と言うと御幣がありますが、心からの演出をなさっていた」とコメント。現場の雰囲気に、二宮もクランクイン前から緊張していたようで「監督に紙とペンを渡されて『自分の名前を書いてごらん』と言われているような感覚。自分は32年間しか生きていないけど、『あれ?”二宮和也”ってこれで合ってるのかな…』と、混乱してしまいました。書きなぐるように、全力で初日の現場に臨んだことを覚えています」と撮影を振り返った。
「二宮さんの軽やかな演技に助けられて、最後まで演じることができた」と語った吉永。母と息子を演じた2人は現場でも仲良しで、お互いに下の名前で呼び合っていたという。二宮は「身内にも呼ばれたことがなかったので、吉永さんに”和也さん”と呼ばれて、初めての体験にドキドキしちゃいました(笑)」と照れ笑い。吉永も「”小百合さん”と呼ばれて、とっても感激しました。TVに出演されている二宮さんを見ても、『大丈夫かしら、ウチの息子は…』という思いでした(笑)」と親子さながらの関係になったと明かした。
10月の完成を目指し、現在映画は仕上げ作業の真っ最中。この日は「1945年8月9日、僕は死んだ」という二宮のナレーションが印象的な特報映像も公開された。山田監督は会見で「”母の涙”の話」だと明かしたが、果たしてどんな作品になるのか。いまから期待して公開を待ちたい。【取材・文/トライワークス】